愛車と暮らすスマートなライフスタイルのための家
車を愛でることが出来て機能的な空間を実現したいとのことでご相談を受けました。土地探しからご一緒させて頂いたのでテーマを絞り込んだ理想的な土地が見つかりました。 オープンカーはインナーガレージに、ファミリーカーは機動性のよいオープンガレージに、更に将来の家族の為にあと2台分のスペース、が確保してあります。 木製のオーバースライダーを閉じればそこはご主人のおもちゃ箱。 屋上バルコニーでは遠くに富士を眺めながらスカイラインを満喫できます。
計画のお打合せは事務所で行いますがたまには外でお逢いすることもあります。 ある日は、ご主人に誘われるまま、早朝の箱根を幌を開けてエクゾーストノートを楽しみました。その時は家の話が3、趣味の話が7だったと思いますが…。でも、シフトチェンジやレヴカウンターの様子、BGMの曲、身に付けられていたキャップやMA-1ジャケット、煙草のマナーなどにご主人のこだわりを知ることが出来ました。
ガレージからも直接、建物内部にアプローチすることが出来ます。 建物全体はガレージの天井高を利用したスキップフロアになっている為に緩めの階段とメーターモジュールを採用したことで各階への動線が大変、楽に移動出来ます。玄関ホールからの階段は廻りこまずに上がれるよう最初の4段は一部を円形状にしました。これはご主人のアイデアです。
ガレージ上部のLDKは開放感溢れる高い天井と連続窓が配されリビングに居ながら眼下の田園風景を借景出来る気持ちよい空間が広がります。 また、南北に窓が取ってあることで爽やかな風も流れます。
キッチンカウンターの下にはビリヤード台が隠されており、ダーツと共に夜な夜な家族でゲームを楽しむことが出来ます。
お嬢さん達も一緒に楽しく家事に参加出来るキッチンはオープンでも清潔感が保たれるように手元が隠れるようにしてあります。ロフト付の子供室は将来、平等に分けられるようにしてあります。 この、子供室へは2階のLDKをガラス越しに通過してからでないと行けない為子供とのコミュニュケーションが自然に出来るようにしてあります。
屋上バルコニーでは遠くに富士を眺めながらスカイラインを満喫できます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。