オープンカーのような開放性と軽快感、住むのが楽しい、何処に居ても家族を感じ取れる空間を、とのご依頼でお手伝いに至りました。
ご自身も建築学科出身なのでディティールやデザインについても設計者と感性が合い、すっかり意気投合。
数日後、Sさんより渡された書類は表紙に「Mission Impossible 」と書いた要望書。
以後(休暇中も)持ち歩き、スケッチ、スケッチ、スケッチ。
こうして出来たのが「グルグル2」です。
二階はプライベートゾーン。
主寝室と子供部屋の奥にはパウダールームとライトコートが併設されたバスルームがあり開放感が味わえます。
そして更に屋上を造りました。花火や山並みがご近所の屋根越しに一望出来る味わい深い屋上です。
ところでタイトルのようにこのSさん宅はどの部屋からでも回遊が出来ます。
鬼ごっこをしても別の場所に逃げれるわけです。当分は体育館状態なのでしょうか?
楽しい笑い声がいつも聞こえてきそうです。