所有の山林を切り開き、眼下に海を望むこの場所に奥さまの為に終の棲家を建てる決意をされたTさん。奥さまが本屋に足を運び、手に取ったのが「60歳で家を建てる」。読了後、著者の住所を調べ、比較的近かったこともあり、お問い合わせを頂きました。「コンパクトでちょっとおしゃれな家でバリアフリー」とのご希望でお手伝いをさせて頂きました。60代の奥さまと80代のご主人が穏やかに過ごせるようにストレスフリーなバリアフリーを第一優先として、そのうえで家事導線、眺め、開放性、暖かさなどをバランスよく盛り込みました。愛犬Mさんもクルクル走り回る様に回遊性ある間取りにも致しました。