二方向道路は遮蔽物が無いために採風、採光など自然の恩恵を多く享受することが出来ます。その反面、行き交う人々の目線などが生活に注がれるのでプライバシーが無くなりがちです。
プライバシーを保ちつつ、自然の恩恵を受けるために建物外部に1枚のスクリーンを立てました。スクリーンは外部と内部を繋ぐ「面」の役割をしております。横長のスリットを上下に入れて風を取り込みます。行き交う人の目線の高さはスクリーンの壁になるのでお互いの視線を気になりません。
上下のスリットから内部を除くためにはジャンプするかしゃがみこむなど不自然な姿勢にならなければいけないので近隣の視線が抑制する効果が望めます。
新築
横浜の家
角地にありながらプライバシーを保つ家