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◎◎◎◎◎◎◎       No.009 01/03/14

◎◎◎ 新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信

  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」

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知り合いの工務店さんのご自宅を新築した際に床下が湿気ない為に基礎を

高くして換気口をたくさんつけたところ、冬は一階が寒くてしょうがないと

いった話を伺いました。

日本家屋はよく夏を旨として設計するといいますが

そのルーツは縄文時代の高床式住居に始まると言われてます。

しかし最近では高床式住居は夏の暑いとき用で

冬は竪穴式住居で暖をとっていたらしいという研究も出ているそうです。

歴史は面白いですね。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「テレビのうんちく家3?」

建築家ではないのですが「建築の周辺で働く陽気なおじさん達」です。

一人目のおじさんは

欠陥住宅特集に出てくる診断する一級建築士のおじさん。

立派な職業ですが、一級建築士というからには「家を建てたい」

「設計したい」という向上心でなった訳なのではないのかなと思って

しまいますね。

たくさんの職人さんたちの汗で建てた家に難癖つけて

大げさに「ここが何センチもずれていますね。明らかに欠陥住宅です!!」

なんて言っちゃっていいのですかね。

何なら、おじさんの設計した家を私が診断して差し上げますよ。

TV会社に企画持ち込もうかな。

確かに手抜きの住宅はあります。

でもTVを見てる限りでは不可抗力のシーンもかなりありますね。

強引に欠陥ネタを探しているように見えます。

30年位前までの家は骨組みとなる柱や梁をきちんと自然乾燥したものを

使って、15歳から叩きあげられた大工さんが木の目を見ながら反る方向を

計算して釘に頼らない楔を使って建てていたので木が乾燥しても多少建具の

しまりが悪くなったりする程度でした。

平屋だったので建物のストレスも小さかったのでしょう。

最近は木も機械乾燥のせいか完全に乾燥しないことや

家の中でストーブやエアコンを多用するのでどうしても木が狂いやすくなって

しまうようです。

小屋裏にもぐるとまれに梁と柱に隙間が開いていることがありますが

上記の状況が一端になっているのでしょう。

2階建てですと1階柱+2階柱の乾燥分が小屋裏の隙間になってしまいます。

そんな生きた木ですが最近では木の狂う修正を補った集成材といわれる

柱や梁をつかって建築されだしました。

今までよりはかなりよくなったとおもいます。

二人目のおじさんは

ご存知Dr○○。

風水師なのにたまに一級建築士とか

ずうずうしくも建築家とかのたまっていますね。

ある、住宅雑誌の編集長と話した際に判ったのですが

Dr○○さんのお父さんはなんと神主さんだったとのことでした。

小さなときからいわゆる家相を聞いていたので

それをビジネスにしたそうです。

あるときこの雑誌社に飛び込みで「風水の原稿を書かせて欲しい」と

来たのですが怪しいので返したそうです。

その後、何回か来られてようやく取り上げられて今日の地位を築かれたそうです。

Dr○○さんの執筆何十冊記念パーティーの席でその編集長が最初のスピーチを

したことは言うまでもありません。


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