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◎◎◎◎◎◎◎       No.087 02/

◎◎◎ 新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信

  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」

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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「階段、廊下について」

2階、3階と多層化した住まいでは、階段が日常生活の中で果たす役割は

大きいものがあります。

一番合理的で機能的なのは、住まいの中心に設ける形です。しかし、これは

玄関の位置とも関連が深いので、あわせて考えなければなりません。

形は色々ありますが、安全性を考えるなら、途中に踊り場のある形が望まれます。

各部の寸法は、巾75cm以上、踏み面15cm以上、蹴上げ23cm以下と

建築基準法に定めれています。

が、これは最低限のものです。

安全かつ、スムーズに移動する為には、もっと余裕をもたせ、手摺を設けることを

お奨めします。

廊下も、法規上では75cm以上となっていますが、

利用頻度の高いところでは1m程度は欲しいものです。

床も階段の段板同様に、滑りにくいものが望まれます。

フローリングにするときは、滑りにくいスリッパを使用することも大切です。

廊下や階段は動的な空間ですから、ダイナミックな演出を楽しむには格好の場

といえます。手摺や階段のデザイン、照明器具などでドラマチックな演出を

考えましょう。

廊下も、人の動きに沿う形で小さな額を連続してかけたりするとギャラリー風に

なりますし、実用的に壁面を収納に活用してもよいでしょう。

また、2階の階段ホールや廊下の一部を広めにとって、くつろぎのコーナーに

するもの良い方法です。

こうしたわずかな空間を上手に生かすことが、日常の暮らしに潤いをあたえること

にもつながるはずです。

きょうはこのくらいで。。。

湯山重行設計工房

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