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◎◎◎◎◎◎◎       No.083 02/7/31

◎◎◎ 新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信

  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」

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セミの賑やかな鳴き声で起きました。

なんと朝の4時40分でした。

地球温暖化で酷暑が続いています。

イタリアのベニスでは海面上昇で床が水びだしになり、

沖に可動の堰をつくる計画があるそうです。

南太平洋の9つのサンゴ礁の島からなる人口約1万人の国ツバルでは

海面上昇による沿岸域の浸食や塩害、洪水、サイクロン、干ばつなど深刻な

温暖化の影響を既に受けています。

このためツバル政府は国外移住計画をたて、ニュージーランド政府から受け入

れの承諾を得たそうです。

移住は今年から始まり、今後20〜30年かけて行われるといいます。

「ツバルの大問題」

http://tuvalu.site.ne.jp/problem/

人間がどこに行こうとしているのか私にはもう判りません。

だだ、たくさんの真実を知ることだと思います。

知ったら行動に出れるのに。。。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「プライベート空間の主寝室、子供室」について2

子供室は段階的に考える

子供室は子供の年齢に応じて段階的に考えていく必要があります。

幼いうちは遊びが主体になり、成長に伴って勉強室としての要素が色濃くなります。

子供が今、何を一番必要としているのか、今後どのように変化していくかをよく見極め

て計画するとともに、変化させやすいフレキシブルな空間にしておくのがポイントです。

その為、家具類は、簡単に位置が変えられ、後からでも買い足しもできるシステム家具

が向くようです。

成長過程の子供には、あまり子供じみたデザインではなく、

ある程度長く使えるものを選ぶとよいでしょう。

そして、ハンガー掛けや棚、机やい椅子なども高さが調節できるものが便利です。

物は次第にふえていくので、収納部には余裕を持たせ、お子さんが自分で整理しや

すいようにしておくことも大切です。

1人分6畳が理想的な広さ?

広さは6畳くらいが好ましいとされています。

複数の子供がいる場合は、幼いうちは1室を共有させてもよいでしょう。

寝起きをともにすることから、互いに協調性を持つようになるなど、

精神的なメリットもあります。

ただし、後にコーナーを設けたり、完全に2部屋にする予定ならば

1人分6畳程度確保しておいたほうがよいとされています。

ドアや窓、収納部も各部屋に用意できるようにあらかじめ計画しておきましょう。

安全快適で夢のある空間を

幼児期の子供に対してはのびのびと遊べるように安全な空間にしておくことが

大切です。床にはクッション性のあるもの、壁は汚れに強いものが好ましいでしょう。

2階の場合は窓は高めにして外部に手摺を設けるなど、落下防止対策が

必要です。

快適な空間にする為には採光、通風条件のよい位置が望まれますが、照明も重要です。

全体照明と机、ベットサイドなどに出来ればほしいものです。

生活環境は人格形成にも影響しますから、色づかいは気をつけたいものです。

とはいいますが我々の子供の頃は空き地や山などで陽がくれてまで基地を作って

遊んだものでした。

私はそのときの実体験によって創造性が育まれたかもしれないと感じます。

本当に危険でない程度の遊び心を持てるような空間づくりをするのも

楽しいものです。

ブランコや秘密の部屋や滑り台、登り棒、なんていかがですか?


湯山重行設計工房

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