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◎◎◎◎◎◎◎       No.080 02/07/10

◎◎◎ 新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信

  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」

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「いやぁ〜昨日は悲惨でしたよ〜」の第一声でお客様との打ち合わせが始まりました。

よく聞けば大のタイガースファンであるお客様が伝統の阪神巨人戦のチケットを

譲ってもらい東京ドームまで観に行かれたそうです。

そうしたら1塁側の前列で回りは全てジャイアンツファンだったそうです。

ビールを呼ぶにも特別な席らしくなかなか来ない。

しかもその日のスコアは12対2でジャイアンツの勝ち。

タイガースのハッピを着たまま5回で帰られたとのことでした。

こんな様に楽しく打ち合わせを進めさせていただいてます。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「リフレッシュ空間の浴室、洗面室、トイレ」について

浴室、洗面室、トイレなどの衛生空間は、住まいの快適性を表すシンボルと

いわれるほど重要視されています。そして、健康志向の高まりとともに、

新しいあり方が求められ、明るく、開放的になってきています。

給排水などの設備がともなうところですがら、事前に検討して、快適なリフレッシュ

空間にしたいものです。

位置は暮らしに合わせて分散、集中

給排水の配管の合理化もあって、これらの空間は1ヶ所にまとめられることが

多かったのですが、最近は多様化、分散化が進んでいます。

2階建てなら各階に洗面室とトイレがあると便利ですし、浴室も本来は個室の

近くにあるほうが都合が良いわけで、暮らしやすさを重視するなら当然のことと

いえるでしょう。以前は火や水を使い換気を良くしなければならないという点

から、配置に制約もありましたが設備の高度化によってかなり自由になったので

暮らしにあわせて、適宣、分散、集中させるとよいでしょう。

ただし、給排水の設備が不可欠ですから、早い時期に位置を決めること。

特に寝室内に洗面化粧台を置くときなどは忘れがちなので注意してください。

また、配管の効率や給排水音のことを考えるなら、できるだけ上下階で位置を

揃えるなど工夫も必要です。

多機能化した機器を上手に導入

設備も高機能化してきました。とくに給湯設備は、自動温度調節はもちろんのこと

タイマー給湯や温泉のように湯を替えずにすむシステムなどさまざまな機能が開発

され、24時間風呂、ジェットバスなども普及してきました。

シャワーも多機能化し、シャワー水栓のついた洗髪洗面化粧台も揃っています。

便器もTOTOの「ウォシュレット」に代表される多機能便座により、快適になりました。

安全対策を最優先

最優先させたいのは、安全対策です。

浴室の床は滑りにくいように表面を加工したものを使いましょう。

お年寄りのいるご家庭や将来の高齢化に備えるならば、浴室のほかトイレにも

手摺が必要です。

壁の角などを滑らかにする、廊下側の床との段差を無くすといった細かい工夫も

望まれます。

ユニットバスの大半が今はバリアフリー対応になっており、脱衣室との段差が

殆ど無くなっております。

昔のトイレの床は水などで流して洗ったりしたのでドアが廊下側だと

水がドアに付着したりするので必ずトイレ側に開くようにしてありました。

今はご存知のようにトイレ内も清潔なので水で流さなくても雑巾などで

簡単に手入れが出来ます。

万が一内部で事故が起きた場合、内側開きだと人間が障害になり

助けることが出来にくくなります。

このような理由から扉の開閉は臨機応変に対応します。

(次回につづく)



湯山重行設計工房

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