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◎◎◎◎◎◎◎       No.024 01/05/30

◎◎◎ 新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信

  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」

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先週、お休みをいただいて旅行に行かせていただきました。

たくさん吸い出す為にはたくさん吸い込まなくてはならないので・・・

という訳で3回に渡って感じたことを書かせていただきました。

どうぞ宜しくお願い致します。

(今日は短めでお送りします。時差ぼけが直らないのです。)

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「暖かい?」

カナダはイギリスの植民地時代を経てきた為に文化もそのままです。

アメリカも住宅もほとんど工法は同じですね。

ヨーロッパの家はレンガや石と思われがちですが

(三匹の子豚の営業活動はすごいので・・・)

それは市街の話です。

昔、ロンドンは大火災があり、木造だった為に皆、焼けてしまいました。

それを教訓にして燃えにくい石やレンガの造りに変えたそうです。

古いもので200年くらい経っているそうです。

ということで郊外やアメリカは2×4の木造で建っております。

カナダの様な北の寒い地域でも快適に過ごせるのは

セントラルヒーティングと断熱材のお陰です。

2×4は壁で支える構造なので壁や床、天井をパネル状にして

強度をとります。

工法上、必然的に隙間が出来にくいのでその時点で気密性が保てるわけです。

窓も小さいですから、ガラスから熱が逃げることも少ないのです。

そのパネルの中いっぱいに断熱材を敷きこむのですから暖かさこの上

ありません。

その上にボイラーで暖房とくれば日本人はびっくりするのです。

前回も書きましたが比較的乾燥した風土のために結露も少ないので

木が腐るのも遅いのでしょう。

日本では東南アジアの気候に近くなりつつあります。

湿気に対応した工法をしなければなりません。

上記を配慮して最近では外断熱工法が流行りだしました。

柱の外壁側をすっぽり断熱材で包む方法です。

外側で包んで通気層を取れば壁内の結露が防げるし

気密性もでるとのことなので予算に少し余裕があれば

おすすめです。

外断熱工法やってます

湯山重行設計工房

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