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◎◎◎◎◎◎◎       No.018 01/04/12

◎◎◎ 新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信

  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」

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一昨日、私の所属している倶楽部の皆さんがお越しいただきまして

平日の午後から屋上で宴を催しました。

縁もたけなわ、楽団に所属しているトランペット奏者が見晴らしの良い屋上で

腕前を披露していただけることになりました。

屋外の高いところから吹くトランペットの音は遠くまで響き

最近に無い感動を覚えました。

「天空の城ラピュタ」を吹けば遠くの公園の子供達が走って寄ってきて

アンコールの嵐になりました。

特に富士の真上に来た夕日を眺めながらの「家路」にはみな

うっとりしました。

「わたしもトランペットおぼえようなかな〜」

来週はお休みさせていただきたいと思います。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「調湿にもすぐれている木」

人間の体温は食物と酸素の摂取によって産出された熱が絶えず放熱

することによって一定に保たれています。

70〜75%が輻射、伝導、対流

のこりが発汗などの水分蒸発です。

この比率は健康を維持する上で重要であり高温高湿や低温低湿

では障害をきたす場合があります。

湿気は物の寿命にも影響します。

湿度の変動幅が大きいと損傷が激しく、博物館、美術館では

そうした対策上湿度を一定にたもっているのです。

ところで住環境においてはどうでしょう。

炊事による湿気、石油、ガスなどの直接暖房による湿気

体から出る湿気、洗顔、入浴などの湿気などがあります。

今の様に寒い時など

石油ストーブを使用しながら夕食の炊事をすると約1500gの

水蒸気が発生します。

室温20度の8帖程度の相対湿度を10%上昇させる水蒸気量は

約150gですから1500gというのはきわめて多いのです。

ですから1500gの水蒸気君達はその逃げ場をさがし

壁内や床下、小屋裏に移動するのです。

その結果、結露が発生してしまいます。

もちろん先に説明したように多湿の環境では人体にも

あまり芳しくありません。

木は調湿する性質があります。

壁や天井に張ることにより

適度に調節してくれるのです。

例え薄くても木材で3ミリあれば1日の湿度周期に対応でき

9.5ミリもあれば10日間も対応できるそうです。

調湿作用があっても薄すぎると通過して壁内に侵入して結露を

招きます。

この場合、

合板なら10ミリ板なら20ミリ以上は必要とのことです。

呼吸する家なら湯山重行設計工房

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