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◎◎◎◎◎◎◎       No.110 02/02/19

◎◎◎ 新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信

  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」

◎◎◎    http://homepage3.nifty.com/at-shige/

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仕事など電車での移動中に立川談志の古典落語のCDを聴いております。

ご存知、古典落語とは江戸時代〜明治初期の貧乏長屋など主に町民文化

を舞台としたドタバタを落語家が一人で何役も演じ、ユーモアを交えて

面白おかしく語り、話の最後にかならず「落ち」があるものを言います。

この「落ち」が非常に大切だといいます。

オチは、「話の落ち着くところ」という語義から来ているといわれているそうです。

これが結構、面白くて電車で笑ってしまうことも多々あります。

落語家などのことを「はなし家」さんともいいますが

なるほど、ことばの節回しが上手かったり、粋な言葉を使ったり、、、

聞きに来るお客さんもこんなところも楽しんでいるのでしょう。

「古典落語ネタ帳」

http://member.nifty.ne.jp/~tomikura/rakugo.html

講談師>落語家>漫才師とヒエラルキーがあったり、

「落ち」が終わるとお客さんが帰るまで

「ありがとうございます、ありがとうございます、、、ありがとうございます、ありが、、」

といい続ける談志師匠など違った一面がわかって落語の深さを感じました。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

主婦の友社「はじめての家づくり」NO23で

「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」を書きました。

いよいよ残り2回を残すのみになりました。

建築費(イニシャルコスト)を抑えても、光熱費などのランニングコストが

かかっては、結局「高くつく家」ということになります。

ランニングコストを抑える為のノウハウをご紹介します。

「窓はペアガラスのサッシで冷暖房効率を高めて」

ガラスは熱を逃がしやすいので、窓を多く開けると、それだけ冷暖房効率が悪くなり、

ランニングコストがかかります。

そこで、空気(または真空)の層を2枚のガラスでサンドイッチしたペアガラスに

すると格段に熱を逃しにくくなります。

ペアガラスにもグレードがあり、空気層が6ミリ厚のものや12ミリ厚のものなどが

あります。

前者の安価なタイプでも効果は十分。

最近、このタイプは普及拡大されてごく普通に採用されるまでになってきました。

夏場の冷房の効きを更によくするためには、カーテン(遮光カーテンなどは更に効果的

)を閉めて日差しが直接入るのを防ぐと効果的。

ブラインドよりカーテンのほうが効率は高くなります。

「冷暖房のイニシャルコストもランニングコストもさげるには」

現代の住まいは気密性が高くなっているので、通風、採光に配慮した窓配置にして

ペアガラスのサッシュにすれば冷暖房が効きにくいというのはあまりありません。

ただ、必要以上に窓をとったり、大きな吹き抜けを設けると冷暖房の効果が悪くなるので

注意が必要です。

イニシャルコストを下げるなら、配管設備だけにしておいて、あとでディスカウントショップ

でエアコンを購入し、取り付けてもらうのもよいでしょう。

また、太陽の熱や光を利用するソーラーシステムや太陽光発電の設備を導入すると

、熱効率のランニングコストは下がりますが、イニシャルコストは150〜200万円程

アップするのでよく検討されてください。(湯山重行設計工房調べ)

「ランニングコストを下げる照明の選びかた」

蛍光灯は白熱灯と同じ明るさが、少ない消費電力で得られる上、耐久性も2〜3倍

あります。

普通の蛍光灯より値段は高めになりますが、白熱灯のような暖かみのある色のものも。

ただし蛍光灯はつけたり、消したりするときに電力をくうので

繁雑にスイッチのON、OFFを繰返すトイレや洗面所には白熱灯の電球のほうが

向いています。

また、照明は交換するときのことも考えて。

たとえばスポットライトに使うハロゲンランプは、電球の値段、消費電力ともに

高いうえ、扱っていないお店も多いので切れたときには困ることもあります。

吹き抜けがある場合は、交換する際のハシゴを新築祝いにい必ず

もらっておきましょう(笑)


湯山重行設計工房

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広く募集いたします。どんなちいさなことでも結構です。

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出版:   ゲリラ情報誌 「すまいや倶楽部通信」

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