体育のセンセイの家
登り棒やはしごのある家

体育の先生で元高校イレブンであるご主人より「家族の気配がどこからでも感じられて、健やかに想像力が育まれる家が建てたい」とご相談をうけて完成しました。上下左右縦横無尽に廻れるその空間はまるで公園のような家です。天井を低くした忍者屋敷のような座敷。その座敷におもむろに生える赤い棒。その天井を開けば、上階のフリールームまで登ったり下りたりすることが出来ます。畳の床の抑えた階高で万が一の場合でもダメージは最小限にしました。フリールームは天井を高くしてロフトを作りました。赤い棒でフリールームに登ってきたら、今度はハシゴに登ってロフトに登頂です。フリールーム壁にはリビングを見下ろせる窓があり、キッチンに立つ奥様もお子さまの様子を感じることが出来ます。広い土間も慌ただしい朝、ダブルインカムのご夫婦やお子さま達が渋滞せずに出発出来ます。帰りに寄ったスーパーの買い物類も土間から直接、キッチンに仕舞うことも出来ます。土間とLDKは透明の引戸で間仕切ってあるので広く見えながら光熱費も押さえるようにしました

登り棒やはしごのある家 北側道路からの外観:雨の日に車で出かけるときでもあまり濡れずに乗車出来るよう、ポーチ屋根を少し伸ばしました。外壁に四角い大きめの窓をひとつ設けてこの家のアイディンティティとしました。

登り棒やはしごのある家 広いウッドデッキで毎週のようにBBQを楽しまれているとのことです。

登り棒やはしごのある家 たたみ4枚程度の広い土間。土間の奥には広い納戸があり、細々した雑多なものを一気に仕舞い玄関回りをいつでもスッキリさせます。

登り棒やはしごのある家 土間上部の吹抜け:中二階のフリースペースや寝室に向かうブリッジが重なるように配して縦空間のコミュニケーションをはかります。

登り棒やはしごのある家

S君が土間でお出迎え。

登り棒やはしごのある家

LDKより土間、階段、座敷、フリールームを望む。空間の繋がりを緩やかにすることで解放感が生まれました。

登り棒やはしごのある家 あえてソファーは置かずに体育館的な使い方をするリビング。

登り棒やはしごのある家

家って帰って寝るだけ?
地震に強ければいい?
資産になるのが一番?
どれも大切です。


けれど家はかけがえのない家族と満たされた時を過ごすための箱。
楽しい時間はあっという間に過ぎてゆくものです。
家族のために使い倒す家は「家くん」もきっと喜んでくれることでしょう。

登り棒やはしごのある家 フリースペース:赤い棒は床を閉じることが出来る。重い為に開けるときは大人がしっかりと管理。地窓からは庭まで望めてしまいます。

登り棒やはしごのある家 フリースペース上にはロフトがあり、マクドナルドのキッズコーナーのような使い方も出来そうです。

登り棒やはしごのある家 ほぼ、キッズコーナー化していますね。家の中に「見晴らしの良い場所」があるのは楽しいものです。

登り棒やはしごのある家 当面は川の字でお休みなるとのことで広いワンルームにはトランポリンが、、、

将来、3部屋に分割出来るようにしてある洋室

登り棒やはしごのある家

登り棒やはしごのある家

水回りはシンプルかつ機能的に。

登り棒やはしごのある家

2019.4
神奈川県平塚市

1階床面積 60.03㎡
2階床面積 54.24㎡
延床面積 114.27㎡

建築費の目安 2700万円+別途設計料(建築費の13%)


最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 


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