ロクマルハウスマダム

定年退職を機に、ご実家宅を修繕して引き続き住もうか、はたまた便利なマンションに引っ越そ うか、色々考えていらっしゃったMさん。そんな時、新聞で見かけた「60ハウス」セミナーの記事。 「60歳で定年になったら毎日が夏休みのようなものだからもっと自分を膨らませて心豊かに人生を味わいましょう」その為の ベース(基地)としてお洒落で小さな平屋に建替えませんか?といった「60ハウス」のコンセプトが目に飛び込んだ。後日、 冷やかし半分、半信半疑でセミナーに参加。そしてあらためて自分に問いかけてみた。

友人は「便利で楽な駅近のマンショ ンに引越しなさいよ」とアドバイスをくれるのだが、何度内覧してもしっくり来ない、やっぱり自分には住み慣れたこの場所、 この土地に住み続けたいと思った。「リフォームする手もあるけれど、せっかくの第二の人生、やりたいことも山ほどあるし、環境を変えてお洒落な家に住むのもいいかしら。」ということで二度目のセミナー参加の後に建替えることに決めたという。

実はM さん、山ガールでカープ女子。とてもアクティブでアツいハートの持ち主でもあります。ご自宅では洋楽を流し、ご自身もピア ノを弾いたり、管楽器を吹いたりと音楽も嗜まれるので新しい家には創造性を掻き立てる空間も必要でした。天井の高い洋館の ような室内、LDKは三角に傾斜し、頂点にはシーリングファンでちょっとしたコロニアル調。シンガポールのラッフルズでアフ タヌーンティーを楽しんでいるかのような心地よさを演出しました。シャンデリアは平穏な毎日にも宝石のような色どりを加え るためにワンポイントの贅沢です。
お庭やテラス、リビングでお仲間やご親戚たちとワイワイ楽しく集うMさんの朗らかな毎日が始まりました。

ロクマルハウスマダム

アメリカのフラットハウスなファサード。明るい色を使い、住み手のマインドを表現した。

ロクマルハウスマダム

庭には芝を貼り一部には家庭菜園スペースを設けた。軒の深いテラスでは強い日差しを避けたり、雨混じりの天気でも屋外での作業や余暇を過ごすことが出来る。

ロクマルハウスマダムブルーはMさんのfavorite color。玄関には下駄箱とシューズクロークを併設させて外出、帰宅の持ち物、衣服が整理し易くした。

ロクマルハウスマダム 日常はのびやかな空間を味わうことや朝の陽ざしをリビングにも取り込めるように、全開の引戸を採用した。

ロクマルハウスマダム LDKは生活の変化にフレキシブルに対応出来るようにシンプルな構成にした。頂部で高さ4mにもなる天井は丁度良い心地よさを狙った。

ロクマルハウスマダム メンテナンスが楽な機能重視のシンプルな住宅設備。

ロクマルハウスマダム 目に留まるポイントは少し贅沢に。

ロクマルハウスマダム 家路がたのしみになる暖かい色彩の夕景。

ロクマルハウスマダム マリンライトを多用したポーチ灯。

ロクマルハウスマダム

 

 

2019.4
東京都下

1階床面積 91.09㎡
延床面積 91.09㎡

建築費の目安 2500万円+別途設計料(建築費の13%)


最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 


作品集へもどる