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◎◎◎◎◎◎◎       No.008 01/03/07

◎◎◎ 新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信

  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」

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昨日、箱根の山を眺めていたら煙がたなびいていました。

しかし、よくみるとなんと杉の花粉ではありませんか!

車やバイクの上が真黄色になっていました。

地元でも昔はこんなではなかったそうです。

昔、杉林は良い柱を作るために下の方の葉はしっかり刈り取られ上のほうにちょっとついていただけで間伐もしっかりしていたのが

コスト高、後継者不足で荒れ放題、伸び放題になってしまったとのことです。

書いているだけで鼻がむずがゆくなってきました。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「テレビのうんちく家2?」

一級建築士と建築家

この違いはなんでしょうか。

TVのテロップに一級建築士と入れられているとなんとなくエンジニアっぽく

感じます。

建築家っていうとなんとなく芸術家に近い印象を受けます。

事実、一級建築士もって無くても建築家と名乗る人は昔はよくいました。

建築はとても広い知識が必要なので技術的な面ばかりを試す一級建築士を

自称建築家は馬鹿にして取得したかったようです。

今では一級建築士の資格が無いと大きな建物の設計が出来ないため取得が必須と

なってます。

一級建築士は全国になんと20万人以上いるそうです。

それ専門の学校も大繁盛しており、きちんと勉強すれば建築を知らなくても

取れると思います。

就職に有利なためにみんなで取得するので免許はあるけど現場を知らない方や

構造設計専門の方や設備設計専門、住宅専門、学校の先生も持っている人を大勢

おります。

と、いうことで今では一級建築士は建築全てに於いて網羅出来て何でも知ってる

スゴイ人ではないようです。

一方、建築家はどちらかというとアカデミックな思考の方が多いいですね。

「何とか大学院建築学科卒業後イエール大学留学その後、ヨーロッパ旅行を経て

何とか大先生都市建築設計事務所に3年勤務後何とか事務所設立。」

「一体、いつ現場をおぼえるのだ〜」と思える経歴。

そんな、ウンチク家に限って適当に設計したくせに強引に

理由づけしてすぐに何とか賞を受賞出来る

「いいなあ〜学閥は」っておもいますね。

完成した家を専門誌に発表するのに

「あそこの床はトポロジカルに連続する形にこだわってきた。

この形状の非完結的、非閉鎖的性質とどうのこうので・・ハイスタン

ダードに通じる無記名性への志向といった、いわば建築を建築たらしめる

デザインという行為に対して…・」って感じです。

いいじゃあないですか

「気持ちよい家が出来ました。こんな感じです。」でね。

問題なのはそんな馬鹿専門誌を10年間も買い続けている私なのですが?


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出版:   ゲリラ情報誌 「すまいや倶楽部通信」

発行者: 湯山重行 (C)Copy right 2000

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