◎ ◎ ■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼▼■▼ ◎◎◎◎◎◎◎ No.004 01/02/06 ◎◎◎ 新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信 ◎ ◎ 「家は叶う 建つべし! 建つべし!」 ◎◎◎ http://member.nifty.ne.jp/1500/ ◎ ■▲■▲■▲▲■▲■▲■▲■▲■▲■▲■▲■▲■▲ ◎ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 先日、建築現場に行く途中、神社の境内でがらくた市をやってました。 ひやかしで色々見ている中、壊れたカメラやガラスのコップを売っている店が ありました。 小奇麗なおにいちゃんが一人で売っていたのですが良く見たら アルフィーの坂崎幸之助ではないですか。。。 不覚にも顔を見直してしまったのでバレバレになってしまいましたが 何とか立て直して平静を装いました。 でも、下町風情あふれる小春日和ののどかなところで何気なくがらくたいちを楽しんでいた坂崎さんに好印象をおぼえました。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 「エエエーー?」 前回、狭小地を購入するにはちょっとコツがいることをお知らせしました。 土地には建築基準法の制限があり、 用途地域、防火地域、斜線制限を知っておく必要があります。 これらを知らなかったばかりに困ってしまった実例をお伝えします。 西武池袋線沿線で土地が9坪のところに目一杯建ててある長屋で 御商売をされている方がいられました。 ご本宅はあるのですが第二の人生を楽しむためにこの店舗を壊して 新たに1階店舗2,3階をメゾネット型の住居にすることをご計画されました。 近くは商店もあり、3,4階の建物が建っていたので土地が9坪でも 9×3=27坪弱のものが出来るのかしら?本人も期待されていました。 2,3階は自分が住んでもいいし、人に貸してもいいようにと胸を 膨らませておられたのです。 お客様は私の建物をTVでご覧になり連絡をされて来られたので 何とかお力になれないかと頑張ったのですが2つの大きな難問が立ちはだかり 結局、この状態のままで商売をつづけなければならない結論となりました。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ その難問とは ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 9坪の敷地に目一杯建っている建物は長屋と呼ばれるお隣さんと 建物がつながった形態の建物なのです。 ですからそれを離す為には建物の構造を調べてからでないと 解体のときにお隣の建物を崩すことになってしまいます。 おそらくお隣さんとは柱を共有していることだと思われるので その柱はお隣さん用に残さなければならないので こちら側の敷地にはみだす格好になることが予想されました。 ますます狭くなってしまう9坪の土地。 建物を施工するにあたって外壁を仕上げるのに大工さんの手が 隙間に有効に入るようにするには更になお 建物を小さくする必要があるのでした。 決定的だったのが用途地域でした。 役所の都市計画課で調べたら なんと 第一種低層住居専用地域。建蔽率50%容積率100%でした。 単純に9坪の土地に目一杯建てても 1階4.5坪2階4.5坪合計9坪の家しか建たなかったのです。 27坪の建物を期待していたら実際には9坪しか建てられなかったのです。 既存建物が16坪くらいなのでそのまま使うしかないという 結論になりました。 ちなみに購入したときは坪350万円とのことです。 ぜひ、専門家に意見を求めましょう。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 狭小地対応展望風呂付3階建住宅「浪漫」 http://member.nifty.ne.jp/1500/ 「すまいや倶楽部通信」では住環境に関することで知りたい情報を 広く募集いたします。どんなちいさなことでも結構です。 以下までお送りください。 e-mail shige.yuyama@nifty.ne.jp ■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼▼■▼ 出版: ゲリラ情報誌 「すまいや倶楽部通信」 発行者: 湯山重行 (C)Copy right 2000 ご意見・ご感想等: shige.yuyama@nifty.ne.jp おもしろ住宅ご案内: http://member.nifty.ne.jp/1500/ ■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼▼■▼■▼ |