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◎◎◎◎◎◎◎       No.023 01/0

◎◎◎ 新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信

  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」

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一昨日、私の所属している倶楽部の皆さんがお越しいただきまして

平日の午後から屋上で宴を催しました。

縁もたけなわ、楽団に所属しているトランペット奏者が見晴らしの良い屋上で

腕前を披露していただけることになりました。

屋外の高いところから吹くトランペットの音は遠くまで響き

最近に無い感動を覚えました。

「天空の城ラピュタ」を吹けば遠くの公園の子供達が走って寄ってきて

アンコールの嵐になりました。

特に富士の真上に来た夕日を眺めながらの「家路」にはみな

うっとりしました。

「わたしもトランペットおぼえようなかな〜」

来週はお休みさせていただきたいと思います。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「バランス感覚を楽しみましょう。」

近年はライフスタイルの多様性などにより、家についての価値や考え方が

複雑になってきました。

家に求められるのは予算、耐久性、メンテナンス、安全性(健康面)、耐震性、

加えてエコロジー、自然素材、ローコスト(コストダウン)、

そして私の得意とするデザイン、遊び心、秘密の隠れ家などが絡み合います。

これらを鑑みながら

家を創るときには「キーワード」や「コンセプト」を決めてやると

共通の認識のもとにお客さまと設計者が一体になって実現しやすくなります。

これだけ家に対する要素が多くなるととかく横道にそれやすくなりますので・・・

キーワードやコンセプトを決めても矛盾点が発生してくることが多々あります。

それらをどう受け止めて、適切に判断するバランス感覚が求められるのです。

例えば

予算が決まっているが自然素材を使ったいえづくりをしたい、メンテナンスも楽に

したい、耐久性も良くしたい、健康住宅にしたい、地震にも強くしたい、

エコロジカルにしたい場合、

全部をクリアするのは予算的にオーバーしてしまう。

自然素材は呼吸するのでメンテナンスは交換を基本的としないと

生きてこない。

自然素材は必ずしもエコロジカルではない場合もある。

柱を表に出す真壁は耐震性にはマイナス要素。

無菌住宅が果たして体に本当に良いかも疑問。

となります。

要はどこまでを納得して

家の「この場所は耐久性のが大事だからこれにしよう」

「居間の壁は杉板にしたいな」とか全体のバランスを見ながら

うまく調整することがとても大事なのです。

その調整作業をたのしくかつわかりやすく進めるために

かんたんな部位別選択肢リストなどを作って

進行中のローコスト自然素材志向のお客さまと設計の打ち合わせ

などに活用しております。

よろしければ参考にどうぞ

湯山重行設計工房

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「すまいや倶楽部通信」では住環境に関することで知りたい情報を

広く募集いたします。どんなちいさなことでも結構です。

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出版:   ゲリラ情報誌 「すまいや倶楽部通信」

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