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◎◎◎◎◎◎◎       No.124 03/05/28

◎◎◎ 新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信

  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」

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梅雨に入ったかのような天気が続いておりましたが

今日は久しぶりに晴れそうです。

ストーブをしまって扇風機?をだそうかな?

気が早い?

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「カラーベストコロニアル」

屋根材には瓦、石綿スレートや金属系のステンレス屋根や表面にアルミ亜鉛メッキを

してあるガルバリウム鋼板などが主流です。

瓦は重い為、地震を警戒して和風住宅の時以外はあまり使われていませんでしたが

近年、南欧風住宅が流行りだしたことでスパニッシュ瓦が普及しだしました。

瓦はうわ薬を塗ってある為に雨の日でも水がしみ込まないようにしてあり、

耐久性もあるので半永久的に使えるとのことです。

瓦は波型なのでどうしても端部(のし瓦や軒先の仕舞い)に隙間が出来ます。

ここにモルタルなどを詰めて埋めるのですが

長年のうちにモルタルがはげて来てスズメが巣を作るといったこともあります。

最近では少なくなったようですが。

軽量の代表である金属屋根では昔は銅板が良く使われました。

銅が腐食して緑青を吹いた色が和風住宅の外観

にマッチしていることや、塗り替えの必要性が無かったからです。

今は高価(昔も高価)なのでなかなか使えないようですが。

公害で大気が汚れているので緑青色もくすんで汚いようです。

銅版より少し安価なステンレスを銅板色にした「カッパーソフテン」と

言うものも昔流行りましたが、緑青を吹かないので最初の銅版色の

ままとなり、マニアには不評のようです。

カラーベストコロニアルは(着色石綿スレート板)は安価で

軽量で耐久性も高いので今日では屋根材の代表格になっております。

種類は豊富で予算により、厚みが増したり、重ねあわせ形状が凝って

いたりします。

20年位前は塗装技術が乏しかったか5〜8年で表面の色が

剥げてしまいましたが、

最近はコーティング技術が上がって10〜15年は持ちそうです。

(私の主観です。)

色がはげてくると下地の穴の隙間からしみてゆくので

塗装は必要とのことでした。

塗り方も重ねあわせ部分を塞がぬようにしてほしいので

屋根塗り経験の深い方を選んでください。

重ねた上の板から水が漏れても下の板で受け止めて

その隙間から上手に流す為だからです。


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