昨日発行の「すまいや倶楽部通信 389号」からの転記です。
建築からの発想で明るい新年を迎えれることを願って書きました。
「あの島を考える」
沖縄県石垣市の尖閣諸島の魚釣島、久場島にはかつて鰹節工場や、
海鳥の羽の加工場があり、魚釣島には最盛期、247名、
99戸が生活する古賀村があったという。
標高362mの山もあることで恐らく水の確保も出来たのであろう。
事業が頓挫して無人島になったらしいのだが、人が住める島だったのだ。
せっかくなのでこの島を現代の日本の技術の駆使した
エコアイランドにしてみてはいかがであろうか。
海に囲まれているから風力発電が有効に使えそうだ。
日本の南端なので太陽光発電は申し分ないだろう。
太陽熱温水器と併用すれば少ない電力でお湯も沸く。
食料になる野菜やくだものはオートメーション化されたハウス栽培で管理は収穫まで全自動。
魚も養殖で賄う。
出来上がった収穫物は自動運転の無人船で石垣島まで運び市場に卸す。
この島の最初の住民はバッテリー駆動のロボットにするのだ。
ロボット自身のメンテナンスはドクターロボが行う。
星新一の小説や天空の城ラピュタのような世界が広がる。
ひとが住んでいないのであの国の人達も理解を示してくれるかもしれない。
ラピュタのような島だったら、そっと訪れてみたいものだ。
生物を見る目的とは別のエコツアーなんていうのも面白い。
ロボットの頭の上にマーガレットが咲いているような牧歌的な風景がみれるかも。
このエコアイランドが軌道に乗り始めたら、
一部の土地を使い、刑務所を造ったらどうであろうか。
大自然に囲まれているうちにすさんだ心が少しでも洗われれば、
自分が生かされていることに感謝し、
罪を償う気持ちが一層育つのではないだろうか。
囚人ひとりあたり年間300万円かかるといわれている経費も激減するはずである。
畑を耕し、自分達が食べるための種を撒く。
古本をたくさん置き、雨の日には静かに読書タイム。
晴耕雨読。
日本には可能性を秘めた小島が無数にあるのだ。